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落としたコンタクトレンズの探し方は?まだ使えるかや落とさない方法を解説

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コンタクトレンズを落として、焦ってしまった経験はありませんか?

また、苦労して探し出せたとしても、落としたコンタクトレンズはもう一度使えるか迷ってしまうでしょう。

この記事では、コンタクトレンズの探し方や、落としたコンタクトレンズの再使用の可否を解説。コンタクトレンズを落とさないためのアイデアもご紹介します。

コンタクトレンズを落としたときの探し方

コンタクトレンズを落としてしまったら、以下の順で対応しましょう。

  • 1.落としたときの状況を把握する
  • 2.落ち着いてメガネをかける
  • 3.考えられる場所をくまなく探す

装用中や装用しようとしているときにコンタクトレンズを落としてしまった場合、自分の体に付着していたり、身の回りに落ちていたりする可能性もあります。焦らず、近いところから探し始めると良いでしょう。

まずは落としたときの状況を把握する

コンタクトレンズを落としたときは、まずはその瞬間の状況を把握しましょう。

以下のポイントから、落としたときの状況について考えます。

  • 落としたときはどんな姿勢だったか
  • 最後にコンタクトレンズを確認した場所はどこか
  • ハードコンタクトレンズの場合、落とした瞬間に音はしたか
  • コンタクトレンズを落としたのではなく、目の中に入っていないか

コンタクトレンズを落としたときは、できるだけそのままの姿勢を崩さないようにすることが重要です。もしコンタクトレンズが足元に落ちていたとしたら、コンタクトレンズを踏んだり潰したりしてしまうことがあるためです。

ハードコンタクトレンズは、固い素材で作られているため、落としたときに音がする場合もあります。もしその音が聞こえていたら、音のした場所を重点的に探しましょう。

また、コンタクトレンズの付け外しやケアの最中に落としてしまった場合は、手や顔に付着していることもあります。

さらに、「コンタクトレンズを落とした」と思っても、実際は目の裏側に入ってしまっている可能性もあります。

コンタクトレンズが目の裏側に入ったと感じたときの対処法は、下記の記事で解説しています。

イメージ画像コンタクトレンズが目の裏側に入った?取り方・対処方法を解説

落ち着いてメガネをかける

自分の近くを探してもコンタクトレンズが見つからなかったら、メガネをかけ、しっかりとものが見える状態で探しましょう。

コンタクトレンズを落としたことに焦って、そのままの状態で探しているかもしれません。しかし、それでは視界が見えにくく、探すのにかえって時間がかかってしまうでしょう。

外出先でコンタクトレンズを落としてしまったときも、同様にメガネをかけて探します。

コンタクトレンズを落とした場合を想定して、コンタクトレンズケースとメガネは常に持ち歩くのがおすすめです。

探していない場所がないかチェックする

それでも見つからないときは、部屋を明るくして、あらゆる場所をくまなく探してみます。

以下の表を参考に、探していない場所がないかチェックしてみましょう。

自分の体 ・腕や手指、手の甲
・顔
・髪の毛
・鎖骨や胸の上
・胴体(脇腹)
・太ももの上や足の甲
洗面台まわり ・鏡
・蛇口
・洗面ボウル
・排水溝
・タオル
コンタクトレンズを
付け外しする場所の周辺
・壁
・床
・扉
・あらゆる隙間
屋外 ・カバンの中
・椅子や机の上
・路上

それでも見つからないときは探し方を工夫する

どうしても見つからないときは、探し方を工夫するのも一つの手です。

これまで紹介したもの以外に、以下のような方法もあります。くまなく探しても見つからず、諦めかけている方は、ぜひ一度試してみてください。

明るい時間に再度探す 暗い場所で落とした可能性がある場合は、光の入り込む時間にもう一度探す
掃除機にネットを被せて吸う 掃除機の吸込み口に目の細かいネットを被せ、弱めの吸引力に設定してゆっくりと掃除機をかける
コンタクトレンズが
落ちていそうな場所に、
懐中電灯やスマートフォンの
ライトを当てる
部屋を暗くし、コンタクトレンズが落ちていそうな場所を懐中電灯やスマートフォンのライトで照らす
(日中に屋外で探すときは、太陽とは違う方向からライトを当てて探す)

※コンタクトレンズは光を屈折させるため、ライトを当てると光って見えることがあります。

コンタクトレンズを見つけたときの対処法

落としてしまったコンタクトレンズを再び装用できるかは、コンタクトレンズの種類によって異なります。

ソフトコンタクトレンズは、必ず新品に交換しましょう。

ハードコンタクトレンズは、まずコンタクトレンズの状態をよく確認します。傷や欠けがなければ、消毒して再使用しましょう。ただし、落とした場所によっては交換しなければならないこともあります。

ソフトコンタクトレンズは新品に交換する

ソフトコンタクトレンズを落としてしまったら、1DAY・2WEEK・1MONTHのどれであっても、再装用はせずに破棄しましょう。

ソフトコンタクトレンズは、水分を含んだ素材でできています。落としてから時間が経過すると、コンタクトレンズ内の水分が蒸発して乾燥し、破れたり変形したりしてしまうのです。

また、水気のある場所に落とした場合は、付着した水分との浸透圧の違いによって、コンタクトレンズが変形しているかもしれません。

ソフトコンタクトレンズは、目への負担を減らすため、浸透圧が涙と同じになっています。この浸透圧は、涙とそれ以外の水分とでは異なります。そのため、水道水などの水分が付着すると浸透圧が変化し、コンタクトレンズが変形してしまうのです。

これ以外にも、ソフトコンタクトレンズに付着した水分に雑菌がいることも考えられます。

落としたソフトコンタクトレンズを再度装用すると、さまざまな目のトラブルにつながります。たとえ開封直後であっても、落としてしまった場合はすぐに新しいものに交換しましょう。

ハードコンタクトレンズは傷がなければ消毒して使う

ハードコンタクトレンズは、傷がなければ消毒して再使用できます。

ハードコンタクトレンズは、水分を含まない素材で作られています。そのため、たとえ水分が付着したとしても変形せず、再度使えることもあるのです。

落としたハードコンタクトレンズを見つけたら、以下の項目をチェックしましょう。こうした問題がなければ、洗浄と消毒を行うことで、再装用できます。

  • キズ・破損がないか
  • 汚れや着色はないか
  • コンタクトレンズが変形していないか
  • 落とした場所が不潔な場所ではないか

ただし、装用した後に目に違和感があれば、すぐに外して眼科を受診しましょう。

また、ハードコンタクトレンズを落としたのが排水溝のような不潔な場所であれば、新しいものに交換しましょう。

不潔な場所に落ちたハードコンタクトレンズには、目に見えない雑菌や微生物が多数付着している可能性があります。

その場合は、自分で洗浄と消毒をしても綺麗にならず、装用することで目のトラブルを引き起こすことも考えられるのです。

コンタクトレンズを落とさないための方法は?

コンタクトレンズを落とさないようにするために、以下のような方法を試すのもおすすめです。

  • コンタクトレンズ付け外し器具を使用する
  • 流出防止マットを使う
  • 色の付いたコンタクトレンズに変える

落としたときの探し方を知っておくだけではなく、いろいろなアイデアでコンタクトレンズを落とさないような工夫をしておくと良いでしょう。

コンタクトレンズ付け外し器具を使用する

とくにソフトコンタクトレンズをよく落としてしまう方は、コンタクトレンズ付け外し器具を使うのがおすすめです。

コンタクトレンズ付け外し器具 meruru(メルル)

ソフトコンタクトレンズは指や目に張り付きやすいため、スムーズに装用できないと落としやすくなります。

しかし、コンタクトレンズ付け外し器具を使うと、直接コンタクトレンズに触れずに装用できるため、落としにくくなるかもしれません。

また、ハードコンタクトレンズの付け外しに使えるスポイトも販売されています。事前に眼科で相談してから試しましょう。

流出防止マットを使う

排水溝にフタをするように乗せて使用する、市販の流出防止マットを使うのも得策です。

ハードコンタクトレンズは、水道水ですすぐことがあります。そのときに落とすと、ハードコンタクトレンズが水と一緒に排水溝へ流れてしまう危険性があります。

しかし、流出防止マットを使用することで、排水溝にハードコンタクトレンズが落ちるのを防げるのです。

色の付いたコンタクトレンズに変える

ハードコンタクトレンズを使っている方の場合、色の付いたハードコンタクトレンズに変える方法もあります。

ハードコンタクトレンズには、うっすらとブルーやパープルなどの色が付いた商品があります。そうしたハードコンタクトレンズを使うことで、落としたときも見つけやすくなります。

また、左右で異なる色のハードコンタクトレンズを装用すれば、左右の付け間違いの防止にも繋がり、一石二鳥でしょう。

コンタクトレンズを落としたときは慎重に対応しよう

コンタクトレンズを落としてしまったら、まずは落としたときの状況を把握し、身近なところから探し始めましょう。

どうしても見つからないときは、探し方を工夫してみると、見つかるかもしれません。ただし、落とした場所によっては、再使用を諦めることも必要です。

コンタクトレンズの落下を防止する市販のアイテムを使い、落とす頻度を下げられるようにするのも良いでしょう。