「生感覚レンズ」とは?デイリーズトータルワンを通販で買う方法!
最終更新日:
公開日:

みなさんは「生感覚レンズ」をご存知でしょうか?
テレビCMで見たことや聞いたことのある方も多いかと思います。
生感覚レンズとは、アルコン社の1日使い捨てコンタクトレンズ「デイリーズトータルワン」のことです。
デイリーズトータルワンは、コンタクトレンズのワンランク上を求めるユーザーに向けて、アルコン社独自のテクノロジーにより開発されました。
この記事では、デイリーズトータルワンの特徴や通販で買う方法を詳しく解説していきます!
デイリーズトータルワンの「生感覚レンズ」とは?
「生感覚レンズ」という表現は、デイリーズトータルワンの以下のような特徴から名づけられました。
- コンタクトレンズを付けていないような装用感
- 長時間付けていても目が乾きにくい
- 酸素透過率が高く目に優しい
それぞれ詳しく解説します。
コンタクトレンズを付けていないような装用感
デイリーズトータルワンはやわらかく、まるでコンタクトレンズを付けていないような感覚です。このように、自然な装用感から、「生感覚」と表現されています。
コンタクトレンズのトラブルでは、目やまぶたとコンタクトレンズが擦れることにより「ゴロゴロする」など異物感が生じるケースも少なくありません。
しかし、デイリーズトータルワンは最表面の含水率(=コンタクトレンズの水分量)がほぼ100%で、目やまぶたとコンタクトレンズの摩擦を感じにくい構造です。
そのため、異物感が少なく、長時間装用でも快適に過ごせるでしょう。
長時間付けていても目が乾きにくい
デイリーズトータルワンは、涙に含まれる成分「フォスファチジルコリン」を含有し、目の乾燥を防いでくれます。
さらに、コンタクトレンズの最表面が高含水(ほぼ100%)、コア部分が低含水(33%)の「水分三層構造」です。(図1)
一般的に、高含水のほうが装用感は良く、長時間装用になると低含水のほうが乾燥しにくい傾向にあります。

デイリーズトータルワンは、最表面の含水率が高くても、コア部分の含水率が低いため水分の蒸発を減らし、乾燥を防いでくれるのです。
アルコン社独自のテクノロジー「水分三層構造」により、装用感の良さと乾きにくさを両立させたコンタクトレンズといえるでしょう。
酸素透過率が高く目に優しい
デイリーズトータルワンは、酸素透過率が高く目に優しいコンタクトレンズです。酸素透過率の数値が高いほど、目に酸素を通しやすいコンタクトレンズだといえます。
メーカーによっては、酸素透過率(Dk/L)ではなく、酸素透過係数(Dk)が表記されている場合もあります。共通していえるのは、どちらも数値が高いほうが良いということです。
酸素透過係数(Dk)は、コンタクトレンズが酸素をどれだけ透過しやすいかを示す値。※参考1
酸素透過率(Dk/L)は、酸素透過係数(Dk)をコンタクトレンズの厚み(L)で割った数値です。
角膜には血管が存在しないため、涙に含まれた大気中の酸素を取り込んでいます。
そのため、コンタクトレンズを付けると、裸眼時に比べて酸素供給量が不足しがちです。
デイリーズトータルワンのような「シリコーンハイドロゲル素材」のコンタクトレンズは、従来型よりも酸素透過率が約7倍以上高いため、目の負担を軽減できるでしょう。※参考2
デイリーズトータルワンのラインナップ
デイリーズトータルワンには近視用と遠近両用があります。乱視用は無いため乱視の矯正はできません。遠近両用は40歳前後で、老視(※)の症状がある方におすすめです。
※老視(ろうし)とは、遠くを見たり近くを見たり、自由にピントを変える力が衰えることによって起こるもので、近くのものを見る際に困難をきたした状況をさします。昔から俗に「老眼(ろうがん)」と呼ばれています。※参考3
デイリーズトータルワンのラインナップをご紹介します。
近視用の「デイリーズトータルワン」
近視用のデイリーズトータルワンは、1箱30枚入りと1箱90枚入りが販売されています。
初めて購入される方は、30枚入りが安心です。使用感に問題が無くリピートしたい方は、90枚入りにすると買い足しの手間が省けるでしょう。
また、当店(アットコンタクト)の場合、30枚6箱と90枚2箱の同じ3ヶ月分でも、90枚2箱のほうが2,000円程度安くなっており、価格面でもお得です。
購入希望の方はこちらをご利用ください。
デイリーズトータルワンの30枚入りを購入する デイリーズトータルワンの90枚入りを購入する遠近両用の「デイリーズトータルワンマルチフォーカル」
遠近両用のデイリーズトータルワンマルチフォーカルは、1箱30枚入りです。
加齢とともにピント調節機能が弱まり、目の疲れを感じやすくなるのは自然なことです。
遠近両用コンタクトレンズを使うことで、ピントが合いやすくなり目の疲れを軽減できるでしょう。
デイリーズトータルワンマルチフォーカルは、近・中・遠距離を1枚のレンズでカバーする構造です。(図2)

近くを見る度数と、遠くを見る度数を脳が選択して使い分けするため、遠近両用メガネのように視線を変える必要はありません。
購入希望の方はこちらをご利用ください。
デイリーズトータルワンマルチフォーカルを購入するデイリーズトータルワンを通販で買う方法
デイリーズトータルワンは通販でも購入できます。以下4つの手順を覚えておきましょう。
- ①眼科で検査を受ける
- ②処方箋をもとに度数を選ぶ
- ③BC(ベースカーブ)を選ぶ
- ④通販サイトへ処方箋を提出する
それぞれ順に詳しく解説します。
眼科で検査を受ける
デイリーズトータルワンを購入する際は、まず眼科で検査を受け、処方箋をもらいましょう。
自己判断でコンタクトレンズを購入すると、装用感や見え方が合わなかったり、目や体の状態が悪くなったりする危険性があります。
購入前に眼科で検査を受けておくと、上記のようなトラブルを防げて安心です。
眼科を受診する際は、「製品の取り扱いがあるかどうか」と、「コンタクトレンズの院外処方箋を発行しているかどうか」を事前に確認すると良いでしょう。
リピート購入の場合も、安全に使用するため3ヶ月に1回は定期検査を受けてください。※参考4
眼科の受診なしでコンタクトレンズを購入したときのリスクは、こちらの記事で詳しく解説しています。

処方箋をもとに度数を選ぶ
デイリーズトータルワンを購入する際、購入者は処方箋の提出をしなければならないと、メーカーによって定められています。
通販サイトの購入ページまで開いたら、処方箋に記載されている数値をもとに度数を選択してください。数値を間違わないように気をつけましょう。
処方箋の見方がわからない方は、こちらをご参照ください。

《例 アットコンタクトの場合》
【近視用】
近視用は左右の度数をそれぞれ選択してください。

【遠近両用】
遠近両用は左右の度数のほかに、加入度数(※)も選択してください。
※加入度数(ADD)とは、遠くを見るときの度数と近くを見るときの度数の差のことです。数値が大きいほど度数の差があることを意味します。
加入度数は、老眼の進行状況に合わせて決定され、同年齢でも異なることがあるため眼科にて検査が必要です。
デイリーズトータルワンマルチフォーカルの加入度数は、+1.25D、+2.00D、+2.50Dの3段階から選べます。処方箋の記載どおりに左右それぞれ選択してください。

BC(ベースカーブ)を選ぶ
近視用のデイリーズトータルワンは、BC8.5とBC8.8の2サイズあります。処方箋の記載どおりに左右それぞれ選択してください。
遠近両用のデイリーズトータルワンマルチフォーカルはBC8.5のみです。
《例 アットコンタクトの場合》

BCについて詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。

通販サイトへ処方箋を提出する
デイリーズトータルワンを購入する際、購入者は処方箋の提出をしなければならないと、メーカーによって定められています。
眼科で処方箋を発行してもらったら、有効期限を確認しましょう。処方箋は有効期限を過ぎると使用できません。必ず処方箋の有効期限内に通販サイトへ提出してください。
《例 アットコンタクトの場合》
製品の注文から7日以内に処方箋を提出していただき、処方箋の確認後に製品発送という流れになっています。
詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
ご利用ガイド内の「処方箋のご提示方法について」デイリーズトータルワンの購入はアットコンタクト
「生感覚レンズ」とも呼ばれるデイリーズトータルワンは、目に負担の少ないコンタクトレンズです。
長時間装用で目の症状が気になる方や、目のトラブルを予防したい方におすすめします。
アットコンタクトは、国内正規品のみの取り扱いで安全な通販サイトです。
また、初めて通販サイトを利用する方でも、スマホやパソコンから簡単にコンタクトレンズをご注文いただけます。
デイリーズトータルワンを始めとしたコンタクトレンズを通販で購入する際は、ぜひご利用ください。
参考資料
- 参考1:一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会:コンタクトレンズについて
- https://www.jcla.gr.jp/contactlens/index.html
- 参考2:日本コンタクトレンズ学会:コンタクトレンズ診療ガイドライン(第2版)
- http://www.clgakkai.jp/pdffiles/contact_lens2.pdf
- 参考3:公益財団法人 日本眼科学会:目の病気 老視
- https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=36
- 参考4:一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会:コンタクトレンズの使用方法について
- https://www.jcla.gr.jp/contactlens/howtouse.html