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【コンタクトレンズの処方箋のもらい方】眼科の受診方法や費用などを解説

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イメージ画像・処方箋の説明をしている医師

コンタクトレンズを購入する際、以下のように思ったことはありませんか?

  • 「処方箋のもらい方がよくわからない」
  • 「費用がいくらぐらいかかるかわからない」
  • 「検査をする時間を作れないが、処方箋だけ出してもらえる眼科はある?」

初めての方はもちろん、2回目以降の方でも悩むことがあります。

コンタクトレンズの処方箋は眼科の受診が必要なので、身構えてしまうかもしれません。
しかし、あらかじめポイントと流れさえ知っておけば、何も難しいことはありません。

このページでは、『コンタクトレンズの処方箋のもらい方』や『眼科の受診方法や費用』について解説していきます。

初めてコンタクトレンズを作るには処方箋が必要です。

コンタクトレンズを安全に使用するには、自分の正しい数値を知らないといけません。
そのためには、眼科を受診し処方箋を発行してもらう必要があります。

コンタクトレンズの処方箋には、簡単に言うと「どのコンタクトレンズを、どのくらい購入するか(量)」が記載されています。

こちらで処方箋の見方を詳しく解説しています。
イメージ画像・処方箋の上部コンタクトレンズの処方箋の見方【近視・遠視・乱視・遠近両用】

コンタクトレンズの取り扱いがある眼科を受診することで、処方箋を受け取ることができます。

どのコンタクトレンズにするかは、眼科にて視力・度数の検査診察を受け、相談した方がよいでしょう。

使用経験のないコンタクトレンズを、自己判断で選び使い続けてしまうと、目に不調が出たり、眼障害を引き起こす可能性があります。
そのリスクを避けるため、気になるコンタクトレンズを初めて使う場合や、『処方箋なし』『処方箋不要』の店舗で購入する場合も、眼科を受診し医師の指示を受けましょう。

コンタクトレンズの処方箋だけ出してくれる眼科はある?

眼科と店舗は隣接しているところが多いので、店舗でそのまま購入することが可能です。

ですが、コンタクトレンズ利用者のうち、3人に1人以上が、利便性の高さからインターネットで購入しています。

画像 コンタクト利用者の購入場所比率のグラフ

グラフからも、購入場所が『店舗』より『インターネット通販サイト』で多くなっているのが分かります。

インターネット通販ほかの店舗でコンタクトレンズを買いたい場合、処方箋が必要ですよね?

コンタクトレンズの処方箋に必要な検査や診察を受ければ、処方箋だけを出してくれて、 購入は別の場所(インターネット通販やほかの店舗)でできる眼科もあります。

ただし、その場合は購入先での製品の取り扱い・価格などは、ご自身で事前に調べていただく必要があります。
在庫の有無についても、店舗では在庫がない場合があるので事前に確認した方がよいでしょう。
インターネット通販では、大きな倉庫で在庫管理されるため、品切れの心配はほとんどありません。

眼科によっては、処方箋のみの発行を行わない方針のところもあります。
インターネットでのコンタクトレンズ購入が続くと、定期検査を怠り、大きな目のトラブル・眼障害につながる可能性があるからです。
インターネットで購入予定の方は、不調がなくても定期検査を忘れないよう気をつけましょう。
定期検査の内容とスケジュールはこちらを参照ください。※参考1

コンタクトレンズの処方箋のみを発行できるかどうかは、眼科の受診前に問い合わせをしてみてください。

コンタクトレンズの定期健診についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

眼科検診の様子 コンタクトレンズの定期検診に行ってない人必見!必要性と頻度・内容

【コンタクトレンズの処方箋のもらい方】眼科の受診から受け取りまでの手順

処方箋を受け取るまでに、眼科でどのようなことが行われているか、手順を詳しく説明していきます。

①問診
目の症状や既往歴(今までにかかった、または現在治療中の病気)・内服薬の有無・コンタクトレンズの使用頻度などについて問診票に記入します。
②他覚的屈折検査
検査機器を用いて、屈折異常(近視・遠視・乱視)の程度や目の形を測定します。
③自覚的屈折検査(視力検査)
検査機器から得られたデータを元に視力表にて屈折異常を矯正します。
④目の検査(診察)
コンタクトレンズを装用できる目の状態かどうか、異常はないか、医師が目の奥の方や表面を観察します。
⑤レンズの種類相談と装用確認
検査機器や視力検査から得られたデータを元に種類を選び、実際に使用するレンズを装着します。
装着した状態で、つけ心地やレンズと目の形が合っているかどうか(フィッティング)を確認し、良好なもので決定します。
⑥コンタクトレンズの視力検査
コンタクトレンズ装着後、検査機器から得られたデータを元に、視力表にて度数の微調整を行い、コンタクトレンズの度数が決定します。
⑦眼科診察料の支払い・処方箋の受け取り
眼科のお会計後に処方箋が発行されます。
受け取った処方箋を店舗に提出し、コンタクトレンズを購入してください。
こちらで処方箋の見方を詳しく解説しています。
イメージ画像・処方箋の上部コンタクトレンズの処方箋の見方【近視・遠視・乱視・遠近両用】
インターネットで購入される方は、処方箋を持ち帰っていただきます。
こちらでコンタクトレンズの買い方を詳しく解説しています。
イメージ画像・スマートフォンでネットショッピングしている様子【コンタクトレンズの買い方】ネット通販で購入する方法や手順を解説
装用練習(コンタクトレンズのつけ方、外し方が分からない方への指導)やレンズケア(お手入れ)方法の説明も必要な方には行っています。
※店舗に取り扱いがない場合は購入できません。
※店舗に在庫がない場合は、ほか手続きが加わることがあります。

コンタクトレンズの処方箋をもらうのに費用はいくらかかる?

コンタクトレンズの処方箋を発行してもらうには、眼科の受診が必要です。
初診・再診や病院によって診察料が変わってきます。
以下、目安にしてください。

《3割負担の場合》
初診料:
1,000~1,500円程度
再診料:
350~850円程度
※保険証がない場合は全額自己負担です。
※保険証の負担割合や薬剤処方の有無によって診察料が変わります。

眼科の保険診療・各検査料は「眼科診療報酬点数表」によって算定されます。
コンタクトレンズ処方は保険が適用されるので、必ず健康保険証を持参しましょう
※保険証を忘れた場合、身分証明書の提示を求められることもあります。

コンタクトレンズの購入には、『眼科の診察料』と『コンタクトレンズ料金』が、別々に必要です。

コンタクトレンズは、店舗や製品によって値段が違いますが、料金も含めて種類の相談ができるので、ご安心ください。

【まとめ】コンタクトレンズは処方箋を受け取って正しく購入しましょう。

初めてでも、2回目以降でも、コンタクトレンズの購入で大切なことは、『自分の目を知ること』です。
自分の目を知るために、まずは眼科を受診しましょう。

眼科を受診すると、目に関する情報を医師や検査員がわかりやすく説明してくれて、その情報が記載された処方箋を発行してくれます。
自分の目に関する情報を理解できると、コンタクトレンズの購入も不安に感じることがありません。

処方箋には有効期限が設けられていて、期限を過ぎたものは使用できません。
各眼科医療機関の方針で決められるため、眼科によって有効期限が違います。
共通して言えることは、『処方箋に記載される情報は、あくまでも有効期限内のことである』ということです。

目は様々な要因で変化するので、定期的に確認が必要です。
目に不調があったり、定期検査をしばらく受けていない、処方箋の有効期限が過ぎてしまったなどの場合は、再度眼科を受診しましょう。

正しい購入で正しい使い方をすれば、快適なコンタクトレンズ生活が送れるでしょう。

コンタクトレンズの処方箋の有効期限についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

イメージ画像 コンタクトレンズの処方箋の有効期限を解説!期限が切れたらどうすれば良い? アットコンタクトTOPページはこちら

参考資料

参考1:一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会:コンタクトレンズとは
https://www.jcla.gr.jp/contactlens/howtouse.html