おすすめの遠視用コンタクトレンズ！【選び方・度数の見方も解説】

「遠視用のコンタクトレンズは種類が少ないから」と、自分に合った製品を探すことを諦めていませんか？

しかし、遠視用コンタクトレンズにも、1DAYや2WEEK、乱視用、遠近両用やカラコンと、幅広い製品があります。

この記事では、おすすめの遠視用コンタクトレンズを12種類紹介し、遠視用コンタクトレンズの適切な選び方も解説します。

遠視とは？

遠視とは、屈折異常により、光が網膜より後ろで焦点を結んでしまう状態のことをいいます。

遠視が強いほど物がぼやけて見えやすいですが、眼鏡やコンタクトレンズの使用で視力を上げられます。

軽度の遠視では、遠くがよく見えることも多いため、眼鏡やコンタクトレンズを使う必要はないと考える方もいるでしょう。

しかし、実際には目に負担をかけて物を見ている状態です。

そのため、目の疲れや頭痛、肩こりなどの症状があるのなら、遠視用の眼鏡やコンタクトレンズの使用で改善できる可能性があります。

遠視・近視・乱視の違い

目の構造はカメラに似ています。カメラのレンズに相当する部分が水晶体、フィルムに相当するのが網膜です。

物を見るときには、水晶体の厚みを変化させる「調節」によってピントを合わせています。

調節をしない状態で遠くを見たときに、網膜にピントが合う状態を「正視」と言いますが、正視の方は少なく、何らかの屈折異常のある方が大半です。※参考1

「遠視」とは、網膜の後ろにピントが合っている状態です。

軽度の遠視であれば、調節が働き、網膜にピントを合わせられる場合があります。しかし、いつも調節が必要なために、眼精疲労を引き起こすことがあるのです。

遠視の方は、遠視用コンタクトレンズを使って矯正をすると、調節をせずに網膜にピントを合わせられます。

「近視」とは、網膜の前でピントが合っている状態で、遠くの物がぼやけて見えます。

また、「乱視」の状態では、光が入ってくる方向によって、ピントの合う位置がまちまちになります。遠視や近視の方が乱視を併発し、物が二重に見えることがあります。

老眼との違い

遠視も老眼と同様に、近くが見えにくくなることがあります。どちらも凸レンズの眼鏡やコンタクトレンズを使って矯正するため、遠視と老眼を同じものだと思っている方が多いのではないでしょうか。

しかし、遠視と老眼は症状が似ていますが、実は異なるものなのです。

「老眼」とは、年齢を重ねることにより水晶体の調整力が低下して、近くの物が見えにくくなる症状のこと。

一方、「遠視」とは、光の屈折力が弱いために起こる、視力の低下のことをいいます。

そのため、遠視が「屈折異常」であるのに対し、老眼（老視）は「調節異常」に分類されています。

遠視用コンタクトレンズの選び方

遠視用コンタクトレンズと一口に言っても、目の状態によって選ぶべき製品や度数は異なります。

では、遠視用のコンタクトレンズを選ぶ際には、どのような点をチェックすればよいのでしょうか。

「度数の見方が分からない」「そもそもどのコンタクトレンズが遠視用なの？」「自分に合う度数を知るには？」といった疑問に答えていきます。

近視だけでなく遠視に対応しているかを確認

遠視用、近視用のどちらなのか見分けるには、度数の数値に注目します。

コンタクトレンズの度数は、D（ディオプター）、PWR（パワー）、SPH（スフィア）などの単位を使った数値で表されます。

遠視用のコンタクトレンズは、この数値の前に「＋」が付き、近視用は「－」が付きます。

遠視用コンタクトレンズの製品自体は、近視用と同じです。1つの製品に、遠視用と近視用の両方の度数が用意されています。

しかし、中には近視の度数しかない製品もあるため注意しましょう。

遠視のみか乱視・遠近両用なのかを確認

コンタクトレンズの度数の確認とともに、コンタクトレンズの種類も確認しましょう。

遠視に加えて乱視があることで、物が二重に見えるなどの症状があるなら、乱視用コンタクトレンズを使って矯正します。

老眼によって近くがぼやけて見える場合には、遠近両用コンタクトレンズを使用することで改善が期待できます。

遠視のみを矯正すればよいのか、乱視用や遠近両用が必要なのか。目の状態によって、選ぶ製品が異なるのです。

自分の度数に合ったコンタクトレンズを選択

コンタクトレンズの度数は、遠視・近視ともに数値が大きいほど、強い遠視・近視を矯正できます。

用意されている度数の範囲は、製品によって異なります。強度の遠視の方がコンタクトレンズを選ぶ際には、自分に合う度数が製作範囲に含まれているかを確認しましょう。

アットコンタクトでは、強度遠視に対応するものも含め、豊富な種類の遠視用コンタクトレンズを扱っています。

また、遠視用コンタクトレンズは、コンタクトレンズの曲がり具合を表すベースカーブ（BC）の種類が少ないため、注意しましょう。

度数を知るには眼科で処方箋をもらおう

適切なコンタクトレンズの種類や度数は自分だけで判断できません。眼科を受診して、検査を受ける必要があります。

どのコンタクトレンズを選べばよいのか分からなくても、眼科で自分に合う製品を選んでもらえます。

インターネット通販でコンタクトレンズを購入したい場合は、眼科で処方箋を発行してもらい、通販サイト上で処方箋に記載された製品や度数を選択します。

処方箋の見方や、眼科受診時の流れについては、下記の記事もご覧ください。

コンタクトレンズの処方箋の見方【近視・遠視・乱視・遠近両用】

コンタクトレンズの度数の正しい選び方【知っておくべき7つのポイント】

おすすめの遠視用コンタクトレンズ

アットコンタクトで購入できる、おすすめの遠視用コンタクトレンズを紹介します。

遠視用のコンタクトレンズも、近視用と同様にさまざまな種類から選べます。

「眼科で検査してもらう前におすすめのコンタクトレンズを知りたい」「今まで使っていたコンタクトレンズから変えたい」という方も、ぜひ参考にしてください。

1DAYでおすすめの遠視用コンタクトレンズ

ワンデーアキュビューモイスト

薄くやわらかいため、付け心地に違和感が少なく、目になじみます。30枚入りと90枚入りが選べます。

ワンデーアキュビュートゥルーアイ

酸素を良く通すシリコーンハイドロゲル素材が使用され、裸眼時の約98％の酸素が目に届きます。30枚入りと90枚入りが選べます。

ワンデーアキュビューオアシス

涙に似た保湿成分が配合され、まばたき時の摩擦や乾燥を防ぎます。シリコーンハイドロゲル素材で酸素透過率が高く、目に優しいコンタクトレンズ。30枚入りと90枚入りが選べます。

ワンデーピュアうるおいプラス

天然保湿成分のアルギン酸が配合され、うるおいが持続。最大の遠視の度数は＋8.00で、強度遠視にも対応します。

2WEEKでおすすめの遠視用コンタクトレンズ

アキュビューオアシス

表面が滑らかで、快適な付け心地。保湿成分が多く配合され、乾燥しにくく、酸素もたっぷり通して目の健康を守ります。

2ウィークアキュビュー

含水率が58％と高く、みずみずしい素材です。違和感のない、優しい付け心地を実現しています。

2ウィークピュアうるおいプラス

高含水で付け心地が良いのが特徴。両性イオン素材のSIBが使用され、たっぷりの水分を保ちながら、汚れを寄せ付けません。

乱視用・遠近両用でおすすめの遠視用コンタクトレンズ

薄くて柔らかいため装用感が良く、保湿成分によってうるおいが保たれるのが特徴。どのような姿勢でも位置が安定し、クリアな視界を得られます。

マイデイトーリック

1DAYタイプで、強めの遠視・乱視にも対応しています。シリコーンハイドロゲル素材のため、厚くなりやすい乱視用コンタクトレンズでも、酸素をよく通します。

ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル

遠くも近くも自然に見える、遠近両用コンタクトレンズ。遠視の度数と近くを見るための加入度数を、多くのパターンから選択できます。

カラコンでおすすめの遠視用コンタクトレンズ

ワンデーアキュビューディファインモイスト

瞳本来の美しさを際立たせる、1DAYタイプのカラコン。UVカット機能や、付け心地の良さもポイントです。全7色。

アイコフレワンデーUV M

1DAYタイプのカラコンで、最大＋3.00の遠視の度数に対応。自然な印象のものや、華やかに彩れるものなどの中から、好みのカラーを選べます。

遠視用コンタクトレンズの購入はアットコンタクト

自分に合った遠視用コンタクトレンズを使うと、見え方や目の疲れが改善できて、毎日をより快適に過ごせるようになるでしょう。

遠視用コンタクトレンズを使っていて、以前より見えにくくなったという方も、今まで遠視用コンタクトレンズを使ったことがない方も、ぜひ一度眼科で相談してみることをおすすめします。

紹介したおすすめの遠視用コンタクトレンズは、すべてアットコンタクトで購入できます。遠視用コンタクトレンズの購入は、アットコンタクトをご利用ください。

参考資料

参考1：近視と遠視、どうちがうの?正視ってなに? | 公益社団法人 日本眼科医会

https://www.gankaikai.or.jp/health/39/02.html