コンタクトレンズメーカーの特徴・違いを比較!おすすめ製品も紹介
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現在、さまざまなコンタクトレンズのメーカーが、多くの種類のコンタクトレンズを販売しています。
しかし、メーカーの公式サイトを見るだけでは、その違いが分かりにくいかもしれません。
本記事では、コンタクトレンズメーカーごとの違いや、メーカーの選び方を解説します。
5つの人気メーカーと製品も紹介しますので、ぜひ自分に合うコンタクトレンズを見つけてみてください。
コンタクトレンズのメーカーの選び方
コンタクトレンズのメーカーはどのように選べばよいのか、選ぶ基準となる点を説明します。
さまざまなメーカーがあり、迷う場合があるかもしれません。まずは、自分が求めているのはどんなコンタクトレンズなのか、明確にしてみましょう。
そもそも希望するコンタクトレンズを扱っていないメーカーもあるため、確認が必要です。
コンタクトレンズの種類で選ぶ
コンタクトレンズの種類から、メーカーを選ぶ方法があります。
下記の種類について、メーカーによって、取り扱いの有無や度数の製作範囲が異なります。自分に適したコンタクトレンズを販売しているメーカーを選びましょう。
- 近視用
- 遠視用
- 乱視用
- 遠近両用
- カラコン
カラコンはメーカーによって、デザインに差があります。いくつかを比較して、気に入るものを選ぶとよいでしょう。
コンタクトレンズの使用期間で選ぶ
コンタクトレンズの使用期間から、メーカーを絞る方法があります。
使用期間に着目すると、コンタクトレンズは下記のようなタイプに分けられます。
- 1DAY
- 2WEEK
- 1MONTH
- ハードコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズ専門のメーカーや、1MONTHタイプを扱っていないメーカーもあります。
メーカーの特徴で選ぶ
メーカーそのものの特徴に着目して選んでもよいでしょう。
例をあげると、下記のような特徴を持つメーカーがあります。
- 独自の素材・構造・機能を採用
- 日本国内のメーカー
- 製品数が多い
- 市場占有率が高い
特に重視したいメーカーの特徴がある場合、その観点からコンタクトレンズを絞り込むのも一つの手です。
おすすめのコンタクトレンズメーカーを比較
ここからは、5つのコンタクトレンズメーカーを紹介します。
各メーカーの特徴や、取り扱っているコンタクトレンズの種類、おすすめの製品をまとめました。
どれも定番のメーカーであり、初めてコンタクトレンズを使用する方にも選ばれています。また、紹介するすべての製品は、アットコンタクトの通販サイトでも購入可能です。
ジョンソン・エンド・ジョンソン
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、使い捨てコンタクトレンズの「アキュビュー」を販売するメーカーです。
1DAY・2WEEKタイプの豊富な製品ラインアップで、国内市場での高いシェアを誇ります。
「アキュビュー」の全製品に、目を守るUVカット機能があります。
近視用 | 遠視 | 乱視用 | 遠近両用 | カラコン | |
---|---|---|---|---|---|
1DAY | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2WEEK | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
1MONTH | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
ハード | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
【製品紹介(一部)】
ワンデーアキュビューモイスト(1DAY/近視・遠視用)
薄くやわらかいため、自然な付け心地。
ワンデーアキュビュートゥルーアイ(1DAY/近視・遠視用)
酸素をよく通す、シリコーンハイドロゲル素材。
ワンデーアキュビューオアシス(1DAY/近視・遠視用)
シリコーンハイドロゲル素材で、目に優しいコンタクトレンズ。
アキュビューオアシス(2WEEK/近視・遠視用)
シリコーンハイドロゲル素材で、保湿成分を多く配合。
ワンデーアキュビューディファインモイスト・ワンデーアキュビューディファインモイストフレッシュ(1DAY/カラコン)
瞳を自然に美しく見せるデザイン。「ワンデーアキュビューディファインモイスト」は全7色、「フレッシュシリーズ」は全4色。
ジョンソン・エンド・ジョンソンのコンタクトレンズについて、下記の記事でも解説しています。



シード
シードは、1MONTHタイプやハードコンタクトレンズも含め、多様なコンタクトレンズを扱っているメーカーです。
なかでも、主力ブランドである「Pureシリーズ」のソフトコンタクトレンズには、下記のような特徴があります。
- 完全国内生産
- 独自の両性イオン素材「SIB」を使用
- UVカット機能付き
- 度数の製作範囲が広い
【取り扱いの有無】
近視用 | 遠視 | 乱視用 | 遠近両用 | カラコン | |
---|---|---|---|---|---|
1DAY | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2WEEK | ○ | ○ | ○ | ○ | ✖ |
1MONTH | ○ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
ハード | ○ | ○ | ○ | ○ | ✖ |
【製品紹介(一部)】
ワンデーピュアうるおいプラス(1DAY/近視・遠視用)
高含水・天然保湿成分配合で、快適な付け心地。
2ウィークピュアうるおいプラス(2WEEK/近視・遠視用)
汚れにくく、快適な付け心地が続く。
シードのコンタクトレンズについて、下記の記事でも解説しています。


アルコン
アルコンは、1DAYタイプの「デイリーズ」シリーズや、2WEEKタイプの「エアオプティクス」シリーズなどを扱うメーカーです。
どちらのシリーズも、装用感にこだわって作られています。
また、「デイリーズトータルワン」シリーズの3層の水分構造など、独自の技術も強みです。
【取り扱いの有無】
近視用 | 遠視 | 乱視用 | 遠近両用 | カラコン | |
---|---|---|---|---|---|
1DAY | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2WEEK | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
1MONTH | ○ | ○ | ✖ | ✖ | ✖ |
ハード | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
【製品紹介(一部)】
デイリーズトータルワン(1DAY/近視用)
何も付けていないような「生感覚」の装用感。
エアオプティクス プラス ハイドラグライド(2WEEK/近視・遠視用)
親水性保護膜とうるおいベールで、汚れにくく乾きにくい。
アルコンのコンタクトレンズについて、下記の記事でも解説しています。


メニコン
メニコンは、商品開発・製造・販売を一貫して自社で行っている日本のメーカーです。
1MONTHタイプやハードコンタクトレンズも扱っています。
1DAYタイプの一部の製品では、内側に触れずにコンタクトレンズを取り出せる「スマートタッチ」のパッケージを採用しています。
【取り扱いの有無】
近視用 | 遠視 | 乱視用 | 遠近両用 | カラコン | |
---|---|---|---|---|---|
1DAY | ○ | ✖ | ○ | ○ | ○ |
2WEEK | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
1MONTH | ○ | ✖ | ○ | ✖ | ✖ |
ハード | ○ | ○ | ○ | ○ | ✖ |
【製品紹介(一部)】
メニコンワンデー(1DAY/近視用)
薄く優しい付け心地で、付け外しもしやすい。
2weekメニコンプレミオ(2WEEK/近視・遠視用)
薄型シリコーンハイドロゲル素材で、酸素透過率が高い。
メニコンのコンタクトレンズについて、下記の記事でも解説しています。

クーパービジョン
クーパービジョンは、1DAY・2WEEKタイプのコンタクトレンズを扱っています。
特に近視用1DAYタイプの製品数が多く、目に合うものを選択できます。
クーパービジョンは、インターネットでコンタクトレンズを購入する場合にも、処方箋の提出を義務付けています。
【取り扱いの有無】
近視用 | 遠視 | 乱視用 | 遠近両用 | カラコン | |
---|---|---|---|---|---|
1DAY | ○ | ○ | ○ | ○ | ✖ |
2WEEK | ○ | ○ | ○ | ○ | ✖ |
1MONTH | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
ハード | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ | ✖ |
【製品紹介(一部)】
マイデイ(1DAY/近視・遠視用)
目に優しく快適な「スマートシリコーン」素材。
クラリティワンデー(1DAY/近視用)
シリコーンハイドロゲル素材でも、高含水でやわらかい。
プロクリアワンデー(1DAY/近視用)
生体適合性の高い保湿成分「MPC」を配合。
バイオフィニティ(2WEEK/近視・遠視用)
シリコーンハイドロゲル素材で、脂質やタンパク質の汚れが付きにくい。
クーパービジョンのコンタクトレンズについて、下記の記事でも解説しています。




アットコンタクトの通販サイトでの購入方法
アットコンタクトでの購入方法を説明します。
コンタクトレンズのメーカーを変えるときには、まず眼科の受診が必要です。 ※参考1
眼科で処方箋を発行してもらい、サイト上で購入手続きをすると、コンタクトレンズを配送で受け取れます。
アットコンタクトは、厚生労働省の承認を得た国内正規品のみを取り扱っている通販サイトであり、安心してご利用いただけます。
眼科で処方箋をもらう
コンタクトレンズのメーカーや製品を変えるときは、必ず眼科医による処方を受けてください。
製品によって、ベースカーブや直径、素材や構造などが異なるため、製品を変えると同じ度数でも見え方が変わることがあります。
眼科医は、目の状態から適切な製品・度数を判断します。通販サイトで購入するには、製品名や度数などのデータが記載された処方箋を発行してもらいましょう。
サイト上で商品を選択して購入手続きをする
アットコンタクトの購入したい商品ページ上で、処方箋を見ながら度数や数量を選択します。
届け先や支払い方法を指定して、注文を完了させましょう。
処方箋の提出が必要な場合には、商品ページ内の「処方箋提出用フォーム」か、メール、FAXにて提出します。
自分に合ったコンタクトレンズメーカーを選ぼう
本記事の内容を参考に、自分に合うコンタクトレンズメーカーを選んでみてください。気になるメーカー・製品があれば、まずは眼科で相談してみましょう。
アットコンタクトでは、紹介した5つのメーカー以外にも、多くのメーカーの製品を幅広く扱っています。いつでも簡単・便利にコンタクトレンズを購入できるアットコンタクトを、ぜひご利用ください。アットコンタクトTOPページはこちら
参考資料
- 参考1:コンタクトレンズ使用者の皆様へ | 一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会
- https://www.jcla.gr.jp/purchase/index.html