コンタクトレンズの装用で視力が落ちることはあるか?原因と対策を解説
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視力が落ちる原因は、さまざまな要因があるため、コンタクトレンズの装用だけで視力が落ちるとは言い切れません。
ただし、コンタクトレンズの誤った使用により、視力低下となるトラブルを引き起こす可能性はあります。
この記事では、視力低下の原因や視力低下を防ぐための対策について詳しく解説します。是非最後までご覧ください。
コンタクトレンズで視力が落ちる原因は?
コンタクトレンズの装用で視力が落ちる、といった医学的根拠はありません。視力低下の原因には、遺伝的なものや日々の使用方法などさまざまな要因があります。
ここからは、視力低下の原因として考えられるコンタクトレンズの使用方法について、説明していきます。
当てはまる場合は、コンタクトレンズの取り扱いを見直していきましょう。
近くのものを見る時間が長い
パソコンやスマホを長時間見ていると、目の疲れを感じませんか?コンタクトレンズは、使用用途にもよりますが、基本的に遠方が見えやすいように度数調整するものです。
目のピント合わせは毛様体筋が収縮することによって起こります。※参考1
毛様体筋は、近くのものを見るときに、より収縮されます。

近くのものを見る時間が長いと、目の緊張状態(収縮状態)が続くため、毛様体筋の動きが悪くなりピント合わせの機能が弱くなりやすいです。
近年、スマホやオンライン授業などの普及により近方を見る生活になってきています。スマホやパソコンなどを長時間見るときは、休憩を挟みながら利用しましょう。
コンタクトレンズを付けると疲れてしまう原因や解決方法について、詳しく解説している記事はこちらです。気になる方はぜひご覧ください。

度数やベースカーブが合っていない
度数が合っていないコンタクトレンズを装用していると、常に目がピントを合わせようとするため眼精疲労につながることがあります。
眼精疲労は、視力低下の原因の一つです。疲れ目以外にも、首や肩のこり、頭痛、イライラ感などの症状が起こります。※参考2
目を酷使し続けて眼精疲労が蓄積すると、ピント調整が適切に出来なくなります。コンタクトレンズの度数が合わないと感じた場合は、必ず眼科へ受診し検査をしましょう。
また、ベースカーブや、付け心地が目に合わないコンタクトレンズを使用することで、目にトラブルを起こす可能性があるため、注意が必要です。
コンタクトレンズが合わないと感じた場合の、原因や対策について詳しく解説している記事はこちらです。ぜひご覧ください。

コンタクトレンズを装用してる時間が長い
コンタクトレンズの装用時間が長いと、ドライアイや目が疲れる原因になり目に負担がかかります。
ドライアイとは涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れたりすることで、涙が均等に行きわたらず、目の表面が乾き傷つきやすくなる目の病気です。
目が傷つき、感染症などのトラブルを抱えてしまうと視力低下につながる原因になります。
目の状態には個人差があり、装用可能な時間は人それぞれです。眼科を受診し、決められた装用時間を守って、安全に使用しましょう。
ドライアイについて詳しく解説している記事はこちらです。気になる方は、ぜひご覧ください。

レンズケアが足りていない
コンタクトレンズは目に直接付けるため、清潔に保つことが重要です。
レンズケアが不十分だと、コンタクトレンズの汚れが目にも付着し、さまざまな目のトラブルを引き起こします。また、レンズケースのケアも怠ると、同様にトラブルの原因につながります。
レンズケアが不便だと感じる場合は、1DAYタイプのコンタクトレンズがおすすめです。毎日新しいものを装用するので眼障害になるリスクが低いでしょう。
コンタクトレンズケースの使用方法について、詳しく解説している記事はこちらです。

コンタクトレンズの洗浄液について、詳しく解説している記事はこちらです。

視力が落ちるのを防ぐための対策
視力低下を防ぐための対策として以下を守りましょう。
- 目をリラックスさせる
- 自分の目に合ったコンタクトレンズを選ぶ
- メガネを併用して装用時間を短くする
- レンズケアを見直す
視力低下には、遺伝的なこともありますが、生活環境による原因もあります。
コンタクトレンズを使用したまま、スマホやパソコンを長時間利用してしまうと、目が疲れてしまいます。休憩時間を挟んで目をリラックスさせましょう。
また、視力とレンズケアは大きく関係しています。目にトラブルを抱えてしまうと、視力低下の原因になりかねません。
詳しく説明していきます。
目をリラックスさせる
スマホやパソコンなど近くを見ることが多い方は、目の筋肉を使いすぎて、目が疲れてしまいます。
目薬をさしたり、スマホやパソコンを見る時間を減らしたり、マッサージをするなど、目をリラックスさせてあげましょう。また、まばたきを増やすことも効果的です。
コンタクトレンズ用の目薬について、詳しく解説している記事はこちらです。ぜひご覧ください。

自分の目に合ったコンタクトレンズを選ぶ
「手元を見る機会が多く、よく目が疲れてしまう」「遠方が見えにくく、目を凝らすことが多い」など度数が合わないと感じたら度数調整をしましょう。
ただし、自身で度数調整をしてしまうと、度数が合わなくて、より目に負担をかけてしまう場合があります。必ず眼科へ受診し検査を行うことが重要です。
コンタクトレンズの正しい度数の選び方について、詳しく解説している記事はこちらです。ぜひご覧ください。

メガネを併用して装用時間を短くする
メガネを併用して装用時間を短くしましょう。コンタクトレンズを長時間使用していると、目が乾いたり、疲れが生じたりします。
コンタクトレンズを外してメガネで過ごしたり、スマホやパソコンなどを見るときにブルーライトをカットするメガネを併用したりして、目の負担を軽減させると良いでしょう。
コンタクトレンズとメガネの併用について、詳しく解説している記事はこちらです。ぜひご覧ください。

レンズケアを見直す
コンタクトレンズを清潔に保つために、レンズケアは丁寧に行いましょう。
レンズケアを怠ると、目にトラブルを抱える危険性があります。視力低下や最悪の場合失明に至る可能性もあるため、注意しましょう。
レンズケアが手間だと感じる方は、ケアが不要な1DAYタイプをおすすめします。毎日新しいコンタクトレンズを付けるため一番衛生的です。
コンタクトレンズのケア方法について詳しく解説している記事はこちらです。気になる方はぜひご覧ください。

目に優しいコンタクトレンズ3選を紹介
ここからは、アットコンタクトで購入可能な目の負担を軽減してくれる酸素透過率(※)の高いシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズを紹介していきます。
「眼科で検査してもらう前におすすめのコンタクトレンズを知りたい」という方も、ぜひ参考にしてください。
※酸素透過率が高くても、長時間装用やレンズケアを怠ってしまうと、目の負担はかかります。前述した対策を行うと、より目の負担の軽減が可能です。
(※)酸素透過率(Dk/L)…酸素透過係数(Dk)をコンタクトレンズの厚み(L)で割った数値
酸素透過係数(Dk)は、コンタクトレンズが酸素をどれだけ透過しやすいかを示す値※参考3
ワンデーアキュビュートゥルーアイ
ワンデーアキュビュートゥルーアイは、近視・遠視用の1DAYソフトコンタクトレンズです。近視用は、2種類のベースカーブから自分の目に合った種類を選択できます。
ワンデーアキュビュートゥルーアイのレンズ表面は、人の目と同じくらいのなめらかさのため、自然な装用感が魅力的です。
また、1箱90枚入り(30枚×3箱)のパックが販売されており、当店ではよりお得に購入できます。
購入希望の方はこちらから。
ワンデーアキュビュートゥルーアイを購入する
クレオワンデーO2モイスト
クレオワンデーO2モイストは、近視用の1DAYソフトコンタクトレンズです。1DAYのシリコーンハイドロゲル素材のコンタクトレンズの中でも低価格で、高いコストパフォーマンスを実現しています。
保存液にうるおい成分「MPCポリマー」を配合しているため、柔らかくみずみずしい付け心地が期待できるでしょう。
また、アットコンタクトでは、クレオワンデーO2モイストの定期購入が可能となっています。つい、コンタクトレンズを買い忘れてしまう方に便利なシステムです。
購入希望の方はこちらから。
クレオワンデーO2モイストを購入するクレオワンデーO2モイストをより詳しく解説している記事はこちらです。ぜひご覧ください。

2WEEKメニコンプレミオ
2WEEKメニコンプレミオは、近視・遠視用の2WEEKソフトコンタクトレンズです。1DAYよりコスパが良く、2週間うるおいが持続するキープアクアテクノロジーを採用しています。
形状もしっかりしているため、付け外しも簡単です。
購入希望の方はこちらから。
2WEEKメニコンプレミオを購入する2WEEKメニコンプレミオをより詳しく解説している記事はこちらです。ぜひご覧ください。

目に合うコンタクトレンズで視力落ちを防ごう
視力低下を防ぐために、装用時間やレンズケアなどの使用方法をしっかりと守りましょう。定期的に眼科へ受診し、検査を受けることも重要です。
当店(アットコンタクト)では、目に優しいハイスペックなコンタクトレンズを豊富に取り扱っています。
コンタクトレンズの購入は、ぜひ当店をご利用ください。
アットコンタクトTOPページはこちら参考資料
- 参考1:公益社団法人 日本眼科医会:ピント合わせのしくみ
- https://www.gankaikai.or.jp/health/28/
- 参考2:公益社団法人 日本眼科医会:目を使いすぎると眼精疲労に
- https://www.gankaikai.or.jp/health/42/
- 参考3:一般社団法人 日本コンタクトレンズ協会:コンタクトレンズについて
- https://www.jcla.gr.jp/contactlens/index.html